日本人サラリーマンの年収推移、可処分所得推移から考える人生って何。
こんにちは。熊兎です。
日本のサラリーマンは給料が30年前から上がっていないと言われています。
まぁ実際、年収水準が全く上がっていません。
※厚生労働省HPより抜粋
こちらは日本人サラリーマンの年収推移です。
見事に平均値が下がっています。これが日本人オワタの根拠ですね。
今や、オーストラリアでアルバイトすれば年収1000万近く行く時代です。
日本人はいつまでこんな安い給料で辛い仕事を続けるのでしょうか。
恐らく、若手は海外での出稼ぎに出るといった現象が今後さらに増えるでしょう。
日本企業は日本人から見放されるわけです。
実際、給料を上げずに内部留保を貯めこむ企業は、それを望んでいるのだと思います。
正直、オーストラリアで品出しなんかをするだけで年収1000万円手にできるなら
日本で精神病んでまで働く理由は無いですよね。
年金がもらえないとか色々言う人もいますが、あなたの年金、年額でいくらもらえるか
知っていますか?
厚生年金フルで手にしても大体20万円です。(これは結構年収高い人で計算)
年間だと240万円ですね。当然ここから税金や保険料が引かれます。
つまり、今の年収+240万円を超える給料を得られるなら、年金なんて捨てて海外で
働いた方が賢いわけです。
1000万円ー240万円=760万円。
あなたの年収が760万円以下なら、海外出稼ぎを考えていい段階ということです。
そもそも日本での高所得者の仕事は結構辛いものばかりです。
精神的に追い詰められるものが大半で、楽しくノーストレスなんて仕事は
ほとんど見つからないでしょう。(一部のそういった仕事をされている方は羨ましい限りです)
こちらは月あたり可処分所得の推移です。
年収より分かりにくいですが、可処分所得とは税金とか保険料とかを除いた
自分が使えるお金のことです。
30歳以下の若い人は20万円程度であることがわかります。
実際に体感してみるとわかりますが、手取20万円の生活は結構大変です。
私の感覚からすると手取30万円あると少し余裕があり、40万円あるとあまり
お金のことを気にしなくなってきます。
子供の有無や親の面倒を見ているなど個別の事情により感覚は異なると思いますが、
一番お金が必要な子育て世代の可処分所得が少なすぎて消費が活性化しないことが
見て取れる結果なのではないかと思います。
よく、日本人は貯蓄体質だから消費にお金が回らないとか言う人がいますが、
実際にはお金を使いたい時期にお金が無いだけです。
子供が育ちきって物欲も薄れた時期にお金だけあっても使わないでしょう。
だから高年齢層の貯蓄だけが増えるのです。
私は20代は国内、30代は海外旅行に毎年行っていました。
貯金なんて後でできると考える派ですね。
とはいえ、もちろんFIRE目指して貯金にも精を出していました。
が、若いうちにしかできない体験は確かにあって、それこそコロナ禍もあり
海外旅行は行っていてよかったと思うことが多いです。
もっと若手の処遇を改善して、使う世代に再配分できる社会であってほしいです。
特に子育て世代が大変なのは見ていてわかります。
私は子宝に恵まれず、そこは残念でしたが、だからこそ今まさに子育てしている方々には
もっと良い待遇があってよいのではないかと思う次第です。
コメント
コメントを投稿