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波乱の5月。成績発表!

 どうも熊兎です。 波乱の展開となった5月相場。 結局月末は大幅な下げに転じた日経平均。 月末下げのアノマリーから今月も抜け出せませんでしたね。 では成績発表です。 売買収益:+136,155 配当収益:+3,203 総収益:+139,358 含み損益:-1,904,780 4月末から比較すると含み損が60万円前後改善。 月末暴落が無ければもっと改善してたんですけどねー。 参りましたね。 しかし含み損が一定以上減りません。 業績最悪の株と、一部コロナでダメージを負った銘柄が財務懸念で上げてきていないのが原因ですが、ワクチン接種が進んでもう少し回復してくれることを期待しています。 ここ数カ月の傾向からすると月初は上げる可能性が高いです。 一度保有銘柄をほとんど売却してリセットしたい。 コロナ後に向けた仕込みも大体終わりましたので、しばらくは様子見です。 さてどうなるか。

緊急事態宣言延長。でも株価は大幅高。

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 どうも熊兎です。 今週の日経平均はMSCI指数の銘柄入れ替えで波乱含みの展開となりましたが、 終わってみれば金曜日の大幅高で先週の急落をほぼ取り戻しました。 いい仕込みどころだったと見ることもできますが、所詮一時的な要因です。 アメリカのインフレ懸念、日本のコロナ拡大・緊急事態宣言延長など 予断を許さないテーマが目白押しの状況です。 とはいえ、ワクチン接種の加速など明るいテーマも増えてきています。 ■日本はワクチン接種の加速がカギ 日本はもう言うまでもありません。ワクチン接種がどの時点で50%程度に乗るかがカギです。 だいぶ接種スピードが上がってきており、日次で40万回程度の接種が行われている状況です。 菅首相は早期に100万回/1日を目指しているそうです。 日本の人口1臆2000万人、うち、ワクチンを接種できない12歳未満が1200万人程度ですので、1億800万人への接種が必要です。 とはいえ、どうせワクチンは危険だから打たないという人も一定数いるでしょうが、それはこの際無視して、すでに1000万回接種完了しているので、切りのいい1億回(2回接種)で計算してみましょう。 現在のペースが少し上がって、1日50万回と考えると、216日間。大体7カ月です。 100万回ならこの半分、108日間の約4カ月です。 つまり、遅くとも年末付近には50%程度の接種率となっている確率が高いです。 年末と言えば、忘年会。 年末には時短・休業要請も必要なくなっている確率が高く、年度末の決算では居酒屋含めた飲食業界の業績回復した姿を確認できるのではないでしょうか。 ■来年夏に向けては、旅行業界が活況になる見込み 来年以降は海外旅行の解禁も出てくるでしょう。 新興国向けは制限されている可能性もありますが、先進国、とりわけハワイやヨーロッパなどは行けるのでは?と見ています。 絶対価格高騰しますよね。 ストレスを貯め切って、お金も貯め切った老人、ホワイトカラーが大挙して旅行に出向きそうです。 合わせて、箱根など関東近県の温泉地や観光地もすごいことになりそうですね。 海外旅行の一部制限が残る見込みから、沖縄、北海道への旅行も活況になると思われます。 単価の高騰は業績回復へのインパクトが大きいです。 インバウンドが失われている状態とはいえ、感染が抑えられている中国などからの観光客受け入れも解禁され

コロナで大打撃の居酒屋業界 一家ダイニングプロジェクト(9266)は破綻するのか?

 どうも熊兎です。 コロナで大打撃の居酒屋業界。 通常のレストランも打撃を受けており、双方を運営している会社が多い中で運営企業は大打撃を受けています。 今も緊急事態宣言が長々と続いており、さらなる延長も噂される中、居酒屋は破綻しないのでしょうか。 ■2020年の業績を比較 ※決算期が違ったりするので単純比較できない場合がありますが、期間的には大体被ってます。 ①コロワイド(21年3月期)  売上:前年比28.5%減 、 純利益:▲97億28百万円 ②一家ダイニング(21年3月期)  売上:前年比57.1%減 、 純利益:▲9億49百万円 ③串カツ田中(20年11月期)  売上:前年比13.0%減 、 純利益:▲1臆99百万円 ④鳥貴族(20年7月期)  売上:前年比23.2%減 、 純利益:▲7億63百万円 各社共に売上減、純利益は赤字の状態です。 ここで重要なのは赤字の中身になるのですが、各社ともある程度不採算店舗の閉鎖に伴う減損損失を含んでいます。 では、純資産と手元現金も見ていきましょう。 ①コロワイド   時価総額:1450億円 純資産:449億円   手元現金:384億円 ②一家ダイニング 時価総額:37億円  純資産:3億53百万円 手元現金:6億32百万円 ③串カツ田中   時価総額:160億円 純資産:18臆42百万円 手元現金:40臆57百万円 ④鳥貴族     時価総額:204億円 純資産:56億67百万円 手元現金:86臆75百万円 こうしてみると、コロワイドが破綻寸前じゃないか!とか、実質的に債務超過に陥っているはずだ、とニュースで見ましたが、破綻リスクは全然なさそうですね。 串カツ田中や鳥貴族も手元現金厚く、余裕を感じます。 ちなみに、破綻する条件は、債務の弁済や買掛金の支払いができなくなることで、つまり手元現金が尽きたときです。 事業規模や事業内容に応じて必要な手元現金は違ってきます。 居酒屋関係では家賃の支払い、原材料の購入、銀行からの借入金返済などが該当しますね。 例えば、一家ダイニングの場合、買掛金が61百万円、1年内返済予定の長期借入金が8億33百万円、未払い金が2億35百万円です。 これを手元現金6億32百万円、売掛金1臆2百万円などで支払わなければいけません。 7億34百万円 - 11臆29百万円 = ▲4億5百万円 となるの

エグイ ソフトバンクGの暴落3日間

 どうも熊兎です。 ソフトバンクGの下落がエグイです。 3日で15%程度でしょうか。単元価格が高いだけに100万付近で購入していた人は真っ青でしょう。 いえ、私はもっとエグイ50%以上の下落銘柄を保持しておりますが。 ■暴落の原因はいつも通り海外動向 下落の要因はアメリカでのインフレ懸念です。 聞いて疑問に思いました。あれ?株式ってインフレに強くて、インフレすると株価は上がるのでは? 大抵の株の教科書にはそのように書かれていますが、残念ながらそれは各国中央銀行の大規模緩和前の話。 現在は景気がどうのこうのでは株価は動きません。 『中央銀行の緩和姿勢が変わるかどうか』 これが株価の上下要因です。 歪んでますねー。 つまり、中央銀行の偉い人次第で株価が変わるわけです。 バフェットさんがなかなか投資先を見つけられないのもうなづけます。 日本も同様ですが、実は日本はもっと懸念すべきところがあったりします。 黒田日銀総裁の引退です。 任期満了の2023年、オリンピックも終わり、しかしコロナによる影響が無くなりつつある状況が想像できます。 当初はコロナからの回復が鮮明化しているでしょうから、株価は大きな影響を受けない可能性がありますが、それでもあれだけ強硬に緩和姿勢を貫いた人が抜けるのは不安ですね。 しかし、世界各国が緩和に全力モードの中、日本だけ引き締めると急激な円高になることが予想されるので、そんなことする度胸のある人が日本にいるとも思えず。 恐らくいつも通り、前の政策引継ぎまっす的な人になるのではないでしょうか。 問題は何か市場変動があったときですね。 正直、コロナからの回復によるインフレ圧力は結構すごいと思います。 日本でもインフレ圧力は増すでしょうが、いつも書いている通り、日本は構造的にインフレしにくいのですぐ落ち着くでしょう。 問題はアメリカです。 アメリカは転がり始めたらちょっとやそっとじゃ止まりません。 インフレが加速を始めた時点で、そこで何をしようとも方向性が変わることはほぼ無いでしょう。 インフレは現在のハイテク株の高バリエーションを否定します。 割高な株価は是正され、PER等の指標は例年平均かそれ以下程度まで下がるでしょう。 そこが買い時ですね。 平均を下回った段階から、今度は緩和引き締めデメリットより景気拡大メリットが上回ります。 一度景気拡大に転がり始

S&Pやダウが史上最高値更新。新規就労者数が予想比低いことが株高に繋がる矛盾

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 どうも熊兎です。 とうとう夏の気配が迫ってきました。 山登りしたいですね。緑に癒されたい。病んでるな。。。 日本では緊急事態宣言の延長及び範囲拡大が決定され、5月末まで窮屈な生活が強いられそうです。 しかし、結局のところ緊急事態宣言の対策では大きな効果を得られなかった証左であり、続ければOKという謎解釈はどうにかしてほしいところです。 そもそも緊急事態宣言をした場合と、しなかった場合の比較検証など国民にフィードバックしないまま対策ばっかり強要するから批判が高まるわけで。 もうちょっと説明・説得といった勘定を持つ政治家が生まれてほしいものです。 ITの世界で効果が出るはず出ると思う!なんて理由で数値的な根拠づけ無く対策打ったらユーザにボロカスにされるんですけどね。ああ、胃が痛い。 ■S&Pやダウは絶好調 アメリカが絶好調です。S&Pやダウは史上最高値を更新し、止まる気配がありません。 しかし、新規就労者数が予想より低かったから上がるというのがバブルを感じさせます。 つまり、「思ったより不景気が長引きそうだから株を買おう!」という思考です。 本筋からかけ離れていますね。 この歪んだ状況を作り出すのが中央銀行の緩和政策です。 金をじゃぶじゃぶばら撒くことで株価を上げます。 現状では資産価値向上の恩恵により景気の下支え効果が見えていますが、いつまで続くかが微妙です。 世界的に見ても、結局、金持ち好景気、労働者不況、という状況が慢性化しており、この状況に対して中央銀行の金融緩和はほぼ効果が無いと見ています。 国民は好景気を実感できないのに指数上は好景気に見える。 不健全ですねー。どうしても揺り戻しがあるように思えてなりません。 ■下がる通貨の価値 仮想通貨や資源などコモディティの価格が上昇を始めています。 これはモノの価値が上がっているのではなく、通貨の価値が下がっていると見た方がよいでしょう。 世界的に通貨の価値が下がっている為に、為替などで目立った変化はありませんが、 特に仮想通貨など本来であれば全く価値のないものが異常な高値となっています。 これは各国中央銀行の金融政策により価値が下がらない資産と見られているからです。 ジョークコインと言われる仮想通貨まで値上がりしている点から見ても、現状がいかに異常な市場環境かがわかるでしょう。 世界的なインフレに突入する可能性があ

緊急事態宣言中のゴールデンウィークは人混みだらけ

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 どうも熊兎です。 緊急事態宣言2年目のゴールデンウィークですが、過ごし方に困る状況ですね。 買い物などは休業要請の影響でほぼできず。ネットショッピング程度でしょうか。 しかし買い物したいというより外に出てストレスを発散したいというのが本音でしょう。 最近は周囲からも家に引きこもり続けて体調を崩す人、メンタルをやられる人も出てきています。 都知事がいう通り、家に引きこもって仕事が始まるまで勉強してればコロナ感染は防げるのでしょうが、精神病院のお世話になる結果が見えますね。 現実としてそういう人が出ている状況下、馬鹿正直に引きこもるかというと、ほとんどの人がそうではないようです。 ■混雑するキャンプ場、屋外の交友施設 川沿いのキャンプ場ですが、テントの数がヤバいですね。 ゴールデンウィークとはいえ、ちょっと多すぎ。。。 駅付近も人が押し寄せ、軽食や持ち帰りの食べ物を売っている店は行列になっていました。 こりゃー感染も広がりますわ。 直近流行が広がっているコロナは感染力の強い変異型で、屋外&マスク着用でも感染する可能性が高くなっているそうです。 屋外のキャンプ場すら安全とは言えなくなってきたということですね。 ■江の島は人混みだらけ ニュースでは江の島の映像が何度も流されていました。 すごいですね。島に渡る橋がイベントでもあるかの如く大行列になっていました。 静岡方面に向かう高速道路も渋滞が多発していたようです。 毎年ゴールデンウィークの高速は使う気がしませんが、今年も案の定でしたね。 しかし、この様子では感染の抑制など夢のまた夢でしょう。 ■さっそく緊急事態宣言の延長方針 日本政府は緊急事態宣言の延長方針を固めたようです。 5月末までの延長が有力視されていますが、もはや緊急事態宣言自体に効果が無いことが証明されてしまったので、恐らく対策強化もセットで行われるでしょう。 面倒なのが外食関係の休業要請です。 現在は酒類を出さなければ休業せず、時短だけで済みますが、これ以上対策を強化しようとすれば休業要請せざるを得ません。 そう、昼食難民激増です。 正直、結局会社に出社したら食堂なりで昼食を食べることになるので飲食店の休業は意味が無いと思うんですけどね。 出社禁止などの措置を取らない限り、結局要請無視の店が繁盛する効果しかないまま、感染拡大は続くのではないでしょうか。 特効

4月の成績発表!

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 どうも熊兎です。 最近暖かくなってきて、河原を歩くと猫が出てくる時期になりました。 さて、4月の成績発表です。 3月の権利落ち、緊急事態宣言の再発表で成績はひどいものでした。 売買収益:+78,992 配当収益:+84 総収益:+79,076 含み損益:-2,640,399 含み損の悪化が著しいですね。 売買益、配当益共に低調に推移しました。全体的に相場が右肩下がりだった点、熊兎の保有銘柄にハイテク関連がほぼ無かった点が敗因ですね。 直近では製造業が元気でサービス業は落ち目です。 コロナの収束が近いと思い、サービス業を買いましたのですが、ワクチン接種が全く進まず、あてが外れました。 この調子で来年も緊急事態が続くんですかね。 アメリカや中国、ヨーロッパでは収束方向なのに日本とインドがやたら拡大させてますね。 もはや後進国と言われる日本の現状を如実に表現した状況ですね。 先進国、発展途上国と分けられていますが、日本は後進国というさらにマイナス面が目立つ存在になりました。 このまま日本は落ちぶれるのかなと思うと少し寂しいですね。 日本株から世界株インデックスに資金を移していく時期なのかもしれません。

緊急事態宣言下、2年目のゴールデンウィーク

 どうも熊兎です。 今年のGWも緊急事態宣言下で迎えることになりました。 現状のワクチン接種状況を見るに、来年も緊急事態宣言中なのではないかと思えます。 そんな状況を見越しているのか、もはや大抵の人が宣言を気にしていないようにも見えます。 ■狙い撃ちされる休日。政治家は自己都合しか頭に無いように見える。 毎回、大型連休を狙って緊急事態宣言が発出されますが、平日は基本的に狙われません。 都知事曰く、連休中は家に籠って勉強してろとのこと。 素晴らしい感性です。 平日は外に出て仕事しろ。休日は感染が広がるから家にいて勉強しろとは恐れ入ります。 普通、休日にステイホームなら平日もステイホームですよね。 テレワークが浸透しつつあるとはいえ、私鉄各線などはかなり混雑しています。 やるんなら平日も含めて全業態を完全停止するべきですよね。 まぁ実際そんなことしたら経済が完全麻痺するので無理でしょうが。 しかし平日は働け、休日は勉強しろって、つまり年間通して休まず働けと同義と思えます。 熊兎は平日も空き時間でできるだけ勉強するようにしているので、休日は午前中だけ勉強に充てて午後は自由時間にしています。 自由時間を勉強に充てろということは、仕事と勉強の為に生きろということですから、 都知事はとても高潔な方なのだと思います。 政治家は会食も会議中の居眠りもせず、勤勉に仕事をこなしてくれることでしょう。 まずは政治家が手本を見せてもらいたいものですね。 ■テレワークの弊害と業績の話 さて、緊急事態宣言が出た割には交通機関系の株式は好調です。 多少ボラティリティが上がっているように感じますが、右肩上がりの方向性が出ています。 JR各社が顕著ですね。そろそろコロナ前を回復するのではないでしょうか。 しかし、業績の回復には相当な時間がかかると見込まれます。 テレワークの普及が主因のように解説されることが多いですが、それよりもワクチン接種の遅れが響くと思われます。 継続的なテレワークの普及は、実は以前から進んできていました。 コロナで爆発的に普及しましたが、コロナ前でも週1~2日はテレワークをする人が結構いました。 頻度は極端に上がりましたが、既定路線と見ることができます。 仕事をする上で、テレワークは重大な欠陥があります。上司・同僚・取引先など色々な人の顔を見て話せないことです。 ビデオで顔見え