株取引の注意点 失敗事例集

 過去の失敗事例01

・製薬大手 健康被害のニュースに触発され暴落

小林製薬の紅麹による腎疾患の健康被害ニュースが流れた

ニュースが流れた当日、すでに15時を過ぎていたため、PTSで6%程度の暴落を確認

回収対象となる商品の売り上げが6億円程度、製品回収にかかる費用見積もりが18億円と

発表されていたため、時価総額および業績動向から痛手は少ないと判断し買い参入

しかし、翌日はストップ安で大損

その後、紅麹が様々な食品の原材料として利用されていたことから影響が拡大

健康被害の対象者も増加し損失額が当初想定を大幅に上回る可能性が高かったことから

ある程度値を戻したところで損切りを実行した

損失額:3万円

■反省点

品質問題のニュースは、その後も継続的に問題となる事象が出続ける可能性があり

最初に見込まれた影響額から増加することが多い

特に医薬品関連は日医工などでもあるように、品質問題が上場に影響するほどの

問題となることがある

それにも関わらず安易にPTSで小金稼ぎを狙うのはリスクが高すぎた



過去の失敗事例02

・新型コロナウイルスの影響軽視と収束への行動

新型コロナウイルスが広がり始めた際、SARS時の事例から影響は軽微に留まると

判断していたが、実際には行動制限が発生するほど甚大な影響があった

結果的に、交通関連、飲食関連の株価が大暴落、他の関連銘柄も大きく下落した

過去事例を参考にした投資戦略は問題ないが、当てが外れた後にガチホしたのが

まずかった

また、収束に向けた道筋が見えたところで、暴落していた飲食や交通系を

眺めるだけで終わってしまった

■反省点

感染症関連は必ず収束する。人間は病気に対応できるようにできている。

感染症による暴落があった場合、一定の期間後(感染関連のニュースに飽きたころ)

特に飲食や交通系銘柄は需要が永続的に消えることがあり得ないので

購入に動いてよかった

ただし、航空関連は財務状況を事前に確認した上で購入することが必要

※JALは過去、業績悪化で民事再生している。当時、長期保有前提の個人投資家は

 紙くずになったJAL株で大損している


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