続・配当落ちエグイ
木曜に続いて金曜もほぼ同様の展開でした。 バリュー、高配当銘柄が落ちましたね。 逆にハイテク系は結構強い銘柄が多かった印象です。 銀行・保険の下落がなかなか厳しい。 これは配当落ちもありますが、これまで急激に上がり続けた反動でしょう。 しかしこの下落相場がどこまで続くかが見えませんね。 海外勢は売ってきているようですが、日本の経済環境が大きく変わったわけでもなく 円安がさらに進行していることからも、日銀の姿勢は議論になっていくでしょう。 円利率の実行レートはいまだマイナスであることを考えると 円安を止める手段は金利格差の是正しかなく、 その為には ①円の期待利率が下がる ②円の実利率を日銀が上げる ③海外が不況に陥り、海外通貨のレートが下がる のいずれかしかなく、アメリカ経済の強さ、日本の輸入物価上昇に伴う コストプッシュ型インフレが落ち着く気配を見せないことからも 恐らく日銀が動かない限り円安は進行を続けるでしょう。 あまりに円安が進んでしまうと、コストは上がれど景気は上がらずが実現され スタグフレーションが現実化します。 今の日本の財政状況でこうなると破綻しますので、日銀は動くでしょうね。 独自分析に基づき、バブル時との株価差が大きい銀行、業績を下げる要素が 行政処分位しか思いつかない高配当損保株あたりは引き続き買っていこうと思います。 あとはREITと高配当のハウスメーカー株を買っておきたいですね。 鉄道は買い戻しが出来たのでとりあえず保留ですか。 JR東日本が大幅に下がるようなら買い戻したいと思います。 最近は下落基調を強めていた半導体株が反転し始めていますので いよいよ2024年の好業績を見越した上昇相場が始まるかもしれません。 期待して見ていたいと思います。