シリコンサイクルの話
半導体市場はずっと右肩上がりで上がってきていますが、 当然世の中が不況になれば半導体にも影響が出ます。 特にこれまではスマートフォンの性能が上がっていったおかげで あまり需要が縮小することが無く、合わせて半導体も成長してきました。 しかし、今やiPhoneも新規性に乏しく、カメラの性能が良くなるくらいです。 正直あまり革新があるとは思えません。 iPhone15はUSB-Cになったことで一応の変化がありましたが、 これまでの成長から考えるとしょぼいなと思ってしまいます。 現在、半導体は不況状態で関係各社の業績もよろしくありません。 半導体は不況下で安く投資を行い、好況期に大きく儲けるサイクルをもっています。 が、今回は半導体は不況なものの世間的にはそうでもなく、 また、インフレのおかげで安く投資、ができているのか疑問です。 来年以降は半導体需要が回復して好景気化すると目されていますが、 好況の到来は少し遅れそうな雰囲気も出ています。 なんにせよインフレが収まらないと厳しいですね。 とはいえ、今は半導体銘柄、特にファブレスな企業への投資はチャンスだと思います。 半導体の出荷数が増加に転じ始めていますので、業績にもインパクトが大きいでしょう。 円安も加わり、日本の半導体関連銘柄には手を出しておきたいところです。 レーザーテックやアドバンテストなどは市場占有率も高いので不況下でも強く 日本ではレアな有望銘柄ではあります。すでに注目されて上がってしまっているのが 難点ですが、期待したい銘柄ですね。 私も10倍になる銘柄を手にしたいものです。