香港市場大暴落4%。中国では不動産会社のデフォルト懸念が台頭

 こんにちわ。くまうさぎです。


中国の恒大集団のデフォルト疑惑が市場の波乱要因になりそうです。

本日20日の香港市場が暴落。中国の不動産関連株もかなり下げているようです。

これは祝日明けの日本株波乱要因ですね。


■海外発のショック

中国発のリーマンショックになるのではないかと噂される状況です。

中国は不動産バブルになっていたらしいと各ニュースで言っており、それが弾けるのではと。

本当なんですかね。

中国がバブル臭いのはわかるのですが、不動産がバブルなのかと言われると都市部の購買力からそこまでなのかがよくわかりません。

北京などでは異常な値段のマンションもあるようですが、中国は広いですからね。

全土でバブってたのか、疑問です。

恒大集団というのは中国No.1の不動産開発企業だったようです。

負債総額が35兆円弱とかなり大規模です。しかしこの会社はずっと黒字だったらしく、

今回の中国当局の規制強化が無ければこんなことにはならなかったんでしょうね。

負債額が売上高すら上回っているようなので、政府か他企業の救済が入らないと厳しいでしょう。


■日本を見てみる

片や、日本はとうとう東京でのコロナ新規感染者数が500人を割り込みました。

延長に延長を重ねた緊急事態宣言もようやく解除の見込みです。

さらにワクチン接種率が急ピッチで伸びており、酒類提供や旅行解禁もまもなくでしょう。

となると、世界市況が悪くてもコロナでダメージを受けていた株は復活してくる見込みです。

特に酒類提供可となれば居酒屋関連株は暴騰する可能性があります。

すでにある程度見込まれて上がってきているものの、まだ上値余地はあるでしょう。

特に直近黒字化を達成しているトリドールやコロワイドなどは有望に見えます。

若年層、特に10代以下での感染が増えていることから、ファミリー層をターゲットにしているすかいらーくなどはまだ厳しいかな。

海外旅行の解禁には時間がかかる見込みなので旅行会社はアンタッチャブル方針。

国内旅行関連の鉄道、駐車場、土産物が有望でしょうかね。

飲食店は直近の食材価格高騰がネック。カルビーなども同様ですね。じゃがいも高い。。。


■日経平均のカギを握るのはソフトバンクGか?

来週の日経平均のカギはソフトバンクGになるかなと見ています。

特に中国不安がめちゃくちゃ大きくなっているので、ソフトバンクGが釣られて暴落しないかが勝負の分かれ目か?

あとはトヨタでしょうか。サプライチェーンの混乱で自動車生産がどんどん縮小しているのに株価はそこまで下がっていません。

これは他要因により業績インパクトが小さいと発表されているからですが、業績にインパクトが出るまで生産調整が長期化すると暴落の可能性があります。

また、米国ではFRBのテーパリング発表懸念もあります。市場はそこまで織り込んでいなさそうなので、正式発表されればそれなりのインパクトがあるでしょう。

さて、来週の市況はどうなるか。投資チャンスが転がっていそうです。

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