菅政権の終幕 → 日本株は新局面へ
こんにちわ。熊兎です。
突然の菅首相の総裁選不出馬表明。実質的な辞任宣言。
さすがに市場もニュースサイトも同様していましたね。
午後から日経平均は上げ足を強め、3万円に戻りそうな勢いです。
恐らく、新政権を見据えて日本株はしばらく好調を維持するでしょう。
河野大臣が立候補を表明していますし、結果次第では一段高にもなりそうです。
■市場の過熱と裏腹な鉄道株
依然から買い時を探っていた鉄道銘柄ですが、JR西日本のまさかの増資発表で潮目が変わりました。
自己資本比率20%オーバー、かつ、社債も発行できる状態からの30%近い増資には驚かされました。
そして、この増資の影響はほぼ同じ自己資本比率のJR東日本を直撃しました。
増資発表していないのに7%安。そして日経平均の戻り歩調を無視して下落を続けています。
増資がちらついてしまうと投資家は動けません。
今後も積極的に買う動きは出てこないでしょう。
コロナデルタ株の流行によって当初想定より業績の回復予想が後ろ倒しになっていることも増資の懸念を増幅させます。
自己資本比率が高いJR東海やJR九州はそれほど影響を受けないでしょうが、
JR東日本は次の決算発表で増資に対するスタンスが明確に表明されるまで
今程度の水準でウロウロするような気がします。
しかもJR東日本は前回決算で業績予想を下方修正していないので、その懸念もあります。
コロナ流行度合いから言って下方修正はほぼ確実と思っていますが。。。
■ワクチン接種が進み、コロナ終息後の道筋を専門家が話し合いはじめた
とはいえ、ワクチン接種が順調に進んでおり、大規模接種会場の増加や職域接種の推進もあり、10月末には希望者への接種がほぼ完了しそうな雰囲気です。
ここまで行けば、コロナ関連で低迷していた銘柄群は本格的な回復に向かうでしょう。
特に、居酒屋関係と国内交通機関、駐車場関連です。
ニュースでは酒提供の許容も議論されていると発表されており、
リベンジ消費が本格化しそうです。
JR各社の業績も徐々に回復し、第四四半期は黒字を確保できるのではと期待しています。
JR西日本の公募増資は長期投資として見れば有望に見えますので、全力申込予定です。
JR東海を買いそびれたのが残念ですが、仕事が忙しすぎてそれどころじゃなかったのでしょうがない。
今後の復活に期待します。
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