日経平均もダウも大暴落!最近好調だったコモディティも絶望!?

 こんにちは。熊兎です。


11/26(金)に日経平均株価が大暴落しました。

続く夜間にはダウ平均やナスダックも大暴落です。

続いて石油などコモディティ価格も暴落しています。石油は14%近く下げました。

さらに日本円が買われ、円高が急激に進行し、最近の円安傾向を覆しました。


■世界中でリスクオフが進行

衝撃的な下落でした。ダウは一時1000ドル下げたようです。

最近投資した銘柄群は全般終わりましたね。

今回の暴落はアフリカで新型コロナの変異種が発見されたことを起因としています。

世界中でデルタ株が猛威を振るい、やっと収まってきたかと思っていたところに

新しい変異種(ニュー株になるのかも?)が出てきたことで経済回復を見込んでいた

世界中の市場がショック安となりました。


特に最近上昇基調だった旅行関連業など、アンチコロナ関連株が暴落です。

熊兎が期待していた鉄道株も大暴落しました。特に西武HDがひどいですね。

熊兎の保有残高は今回の暴落で数十万減少しました。もうすごい含み損。


コモディティ価格の上昇で下げ基調だった食品株が含み損を膨らませていたところに

このショック安です。絶望です。

期待していた鉄道株も暴落でせっかく回復してきた分を全て帳消しにしてきました。



■全員が売っているときに買い向かえ!

とはいえ、長期投資の観点で見ると、よりお買い得になっていると見ることができます。

特に食品・鉄道は過去から見ても割安になりつつあります。

つまり、アベノミクス前の状態に近いところまで落ちている銘柄が増えてきました。

不思議なのは、業績だけ見れば好調な企業も同様に下げていることです。

恐らく原料価格上昇による業績悪化を織り込んでいるものを思われます。

怖いのは世界的にインフレが加速し、原料価格がエンドレスで上がり、

商品価格に転嫁できない状態になることですが、

日本の国内市場などは食品関連で寡占が進んでおり、あまり無理な価格競争は

しないと見込んでいます。

アベノミクス前、デフレ時に価格競争しても最終的に相互に疲弊するだけで

逆に元気な外国資本に漁夫の利を取られることが分かっているからです。


さて、熊兎の投資戦略ですが、しばらくは様子見かなと思っています。

新しく発見された新型コロナの変異株の脅威度が見えないと市場は上に向かえません。

仮にデルタより感染力が強く、致死率が高く、ワクチンが聞かなければ

世界的にデルタ株以上の大混乱が見られることは必至だからです。

しかし、今WHOがこの変異株の分析を進めています。

ここで注目される変異株として登録されることはほぼ間違い無いのでしょうが、

アフリカからどれだけ世界に拡大するか次第で下値が変わってきます。


しかし、以前からほしかった株が購入基準株価に近づいていますので、

そういった株は順次買っていきます。

このあたりは市況に関係なく、長期保有を前提とした購入です。


■資本における投資割合

現状の資本全体に対する投資割合は大体48%程度です。

本来、この日経平均株価水準では38%程度が標準なのですが、鉄道や食品など

熊兎が好んで買っている株が安くなっているので標準より増えています。

とはいえ、そろそろボーナス時期かつ9月確定分の配当が入ってきますので、

今後の動き次第で標準割合まで戻ると見込んでいます。

最近は債権やREITの割合を増やしていたのでタイミングはいいですね。


■インフレリスクをどの程度見るかが銘柄選定の肝になってくる

現在はアメリカでテーパリングが開始されたりと、イベントが多い状況です。

金利水準がじりじり上がっていますが、それ以上に物価上昇率が高いので、

インフレリスクが世界的に結構高めと感じています。

なぜか日本だけはエネルギー価格以外全然ですが。

やはり過剰生産が解消できていないのですかね。

日本人は外国諸国に比べて国民性から消費に後ろ向きが傾向があります。

流行するとこの限りでは無いのですが、確かにインフレを起こすのは難しい国民性ですよね。

私は日本でもある程度インフレが出てくると思っています。

これは特に食品やエネルギーをベースにしていますが、今後はESGを念頭に

環境関連投資が増えてくるのではないでしょうか。

EVや水素自動車の普及などでも大きな金額が動き、その際にはインフレが加速する

気がしています。

とはいえ、正直アメリカでテーパリングが開始されている状況で世界中が

過剰なインフレに陥るかというと、そうはならないと思っています。

特に大国のアメリカ、中国が揃って引き締め傾向にあるので、1年程度で落ち着くのでは

と見ています。

心配なのはコロナの状況ですが、こればかりは読めないのであきらめています。


結論として、今暴落中の鉄道や食品、特に食品関連は今のうちに買い集めて

FIRE向けの配当・優待原資にしたいと思っています。

現在、保有株の総合利回りは大体3%前後。戦略株もあるので少し低めですが、

コロナが落ち着いて暴落中の株価が戻れば4%後半程度まで上がると見込んでいます。

不労所得年間100万の目標達成を2024年に実現したいですね。

コメント

このブログの人気の投稿

ダブルバガー狙いで購入 無配転落の残念株

FIERの実現性と新NISA

高配当株狙い 安くなっている住宅機器大手