オミクロン猛威!日経平均暴落の要因は!?

 こんにちは。熊兎です。


オミクロン株が市場で猛威を振るいました。

南アフリカで感染拡大している新型コロナの変異株です。

2021/12/5現在、世界中で感染が確認されつつあります。


このオミクロン株の流行の兆しを受けて、世界中の株式市場が暴落しました。

特に日本株はひどいですね。日本国内はオミクロン株の検出事例が2件しかないにも関わらず、

国内需要にしか影響されない鉄道銘柄ですら大暴落です。


確かに、日本で再度流行するようであれば脅威です。

また全国で緊急事態宣言が発令され、飲食店の営業時間短縮などの影響が出てきます。

とはいえ、ちょっと時期尚早ですね。

オミクロン株はその感染力や重症化率などが不明です。

症例が不足しており、さらなる分析が必要とWHOが発言しています。


オミクロン株の最も懸念される点が、既存のワクチンの有効性が低下するリスクです。

モデルナのCEOは既存のワクチンの効果はオミクロン株に対して大きく低下すると発言しています。

一方、ファイザーのCEOはある程度の有効性を確保できると発言しており、

こちらも実際の検証結果が出てこないと判断できません。


現状、オミクロン株による死者は報告されていないようですが、

万が一、致死率が高く、感染力が高く、ワクチンが効かないのであれば世界株は

もう一段の大幅な下落を余儀なくされるでしょう。


■憂鬱な鉄道・旅行・航空銘柄

オミクロン株の感染拡大を受けて、最も下げたのが鉄道・航空・旅行関連株です。

最近は日本国内のデルタ株感染が落ち着いていることもあり、戻り歩調だったのですが、

すべて台無しになった上で年初来安値を更新する銘柄が相次ぎました。

とはいえ、この状態でも熊兎の投資スタンスは買いです。

オミクロン株の詳細がわかるまでは様子見ではありますが、スタンスは買い方向です。

長期的に見て、特にJR各社などの業績回復を確実視しています。

恐らく、コロナ前の最盛期ほどには戻らないでしょうが、黒字転換は確実でしょう。

黒字転換後はJR九州が今回の騒動で軽傷だったことを考慮し、不動産関連に力を

入れるものと見ています。

特にJR東日本は有望です。駅近の潜在力は低下した可能性がありますが、逆に

郊外の潜在力が増加していると見ています。

どちらに転んでもJR東としては開発対象が変わるだけで、継続的に不動産開発関連で

業績を伸ばせると見ています。


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