FIREに向けた節約生活

 こんにちは。熊兎です。


基本的にブログでは株の市況を中心に書いているのですが、

本来の目的はさっさとFIREすることです。

FIREには

①労働によらない金銭収入の確保

②最小限の収入で生活できる支出水準

この二つが必要です。

今回は②、支出を最小限にする点について語ろうと思います。








■熊兎の貯蓄率

貯蓄率とは、「1年の収入(手取)のうち、手元に残った金額の割合」を指します。

この割合の計算方法は色々あります。

単純に手取収入と使った金額で比較する方法もありますが、

熊兎は1月1日時点での総資本額の増加額と1年の手取り収入額を比較しています。

つまり、金融収入なども加味して計算しているわけです。

私の場合、この貯蓄率が10年平均で66%でした。

どうでしょう?多いと思いますか?少ないと思いますか?

ネットで掲示されている情報を基にすると、貯蓄率の全体平均は32.1%だそうです。

20代が一番高く、42.4%なのだとか。

そう考えると、熊兎の貯蓄率は高いように見えます。

ですが、これは金融収入を加味しているからです。

不労所得により手取収入が底上げされることで総額で見る貯蓄率が上がっているんですね。


■非労働収入を増やす&支出を減らすの二本柱

労働収入は一定まで増えると、手取収入が増えなくなります。

税金がバカみたいに上がるからです。

正直、年収1千万円は苦労と手取のバランスが取れなくなっているように感じます。

800万円位がちょうどいいです。

その分、非労働収入で年間200万円手に出来れば、年収1千万円の人より手元に

お金が残ります。

また、支出を減らしてスリムな生活をするのも有効です。

無駄に買い物したり、豪華な部屋に住むと、基礎生活費が上がってしまう為、

幾ら稼いでも資産が増えません。

資産が増えないと不労所得も増えません。これは将来的に厳しくなります。

1人暮らしで12万円/月、夫婦2人で20万円/月、くらいが理想と考えます。

ここでは夫婦2人の場合で考えます。

支出詳細は以下のようなイメージです。


家賃:10万円(20%)

食費:2.5万円(12.5%)

光熱費:1.5万円(7.5%)

通信費:1.5万円(7.5%)

雑費:3.5万円(17.5%)


これは東京での生活を基準にしています。

食費が極端に安いのは、原則自炊、外食は優待活用を前提としています。

家賃が高いのは、夫婦共働きを想定し、都内在住となると考えてのものです。

通常、家賃は収入の30%とかインターネットで記載されていますが、

そこまで出すのはやりすぎです。

20%そこそこで十分にいい家に住めます。

通信費も高いですね。本来ならここは6千円前後に抑えられるのですが、

最近は仕事で自分の携帯電話を使うことも多いです。

その場合、データ無制限が原則必須となる為、仕事の必要経費と考えざるを得ません。

雑費にはお小遣いも含みます。

最近の共働き世帯はお小遣いという概念をあまり聞きませんけどね。

月20万円も使っているの!?と言われることもあります。

しかし、仕事上の必須項目が多いため、これ以上減らす為には雑費に手を付ける必要があります。


■無理なく、ストレスを感じない範囲での節約にとどめること

雑費を減らすのは簡単です。無駄遣いしなければいいのです。

しかし、一定割合の自由金額が無いと、生活を窮屈に感じてしまうものです。

実はこの窮屈に感じる生活は、節約において天敵となります。

雑費は「無駄遣い」の一面もありますが、「自己投資」の割合もあるからです。

窮屈な状態を意識してしまうと、この「自己投資」が節約対象になってしまいます。

旦那さんがお小遣い制の家庭に多いのですが、「自己投資」を節約すると

収入額に影響してくることが多く、結果的に節約が貯蓄に対して悪影響を及ぼします。

特に最近は常日頃から新しい技術・知識を得ていかないとすぐに落ちぶれます。

「自己投資」を節約したくなるような窮屈さを作り出した時点で、節約は失敗なのです。

カフェで勉強するのにカフェ代がかかる。これを無駄という人もいます。

しかし、「カフェに行く=勉強する」という切り替えに利用している人が多いので、

「節約の為にカフェに行かない=勉強しない」になります。

結果、新しいスキル習得が出来ず、職場での評価が下がり、収入が下がるという

悪循環に陥るのです。一定の無駄遣いは許容しないと将来的なデメリットが多いという点を

家計見直しの際は意識して見る必要があります。


■真に無駄なものを判別する基準

では本当に節約すべき無駄遣いとは何なのか。

それは「自分の為にならないもの」「家族のためにならないもの」です。

例えば、仕事帰りの一杯。

これは自分の為になる!という方、ご家族のためにはなりませんよね?

そして、本当に自分の為になってますか?

当然、ストレス発散だ!という名目が出てくるのでしょうが、自宅で飲むのと

ストレスの発散具合はどれだけ変わるでしょう?

例えば、コンビニ帰りのデザート。

これも仕事で頑張っている自分へのご褒美だから自分の為になっている!という意見、わかります。

ですが、デザートはカロリーも高く、自身の健康には悪影響です。

こういった支出の共通項は「ストレス発散の為」です。

このストレス発散のために行う消費行動は、実はほぼ全て無駄遣いであり、

自分のためにも家族のためにもならないケースが多いです。

ストレスを言い訳にした支出は、見直してみると意外と無駄に思えてくるので

一度考えてみて下さい。


■水道光熱費の節約は無駄

これは不要です。ぶっちゃけ、水道光熱費を節約したところでほぼ無意味です。

むしろストレスが溜まって他で散財するマイナス効果の方が大きいですね。

そもそも水道光熱費を節約したところで、数百円~3千円程度の節約が限界です。

こんな節約を頑張る位なら勉強を頑張って収入を増やしましょう。

唯一、有効な光熱費の節約方法が『オール電化』です。

実はオール電化にすると電力会社の割引プランが契約できます。

この割引率が結構すごい。電気とガスで1万円程度かかっていたのが、

電気だけになり4千円前後で済む場合があります。

賃貸を考える際は考慮に入れていい選択肢でしょう。


■現金は使わず、アプリで支出管理が容易なクレジットカードを多用

現金を使っていると家計管理が大変です。レシートを家計簿に書き写してとか

気が狂います。

全ての支出をクレジットカードにしておけば、アプリで支出内容が一発で見えるので

こういった機能を活用していきましょう。

クレジット支払いならポイントもつきます。

現金じゃないと使いすぎてしまう!という人がいますが、それはアプリでの支出管理を

前提としてないからです。アプリで月の支出をどれだけしているか確認していれば

現金と同じ支出実感を感じることができます。

正直、いまだに現金でしか支払いをしない人を見ているとマネーリテラシーが低いのだと

思ってしまいます。意外と年配の人の方がpaypayとか使っているので、年齢を言い訳に

する人、ちょっと考え直してみましょう。


■銀行で手数料を支払うな

コンビニATMなどで手数料を払ってまでお金を引き出す人達、理解できません。

手数料払ってあなたに何が残るのでしょう。減った現金だけです。

クレジットで払えば減らなかったお金です。

電子マネーで払っても手数料はかかりません。

とかく、手数料と名の付くものは全て無駄です。

極力、手数料を支払わなくていいよう工夫しましょう。

例えば、各銀行では口座残高の状態などによりATM利用手数料や他行振込手数料は無料になります。

銀行の金利など1円2円の世界なのですから、気にするだけ無駄です。

どれだけ手数料がかからないか。これを基準に利用銀行を選択しましょう。


■まとめ

いかがだったでしょうか。いくつかの節約方法を記載しましたが、

これは節約術のほんの一部です。

他にもふるさと納税による節税や、株主優待を利用した節約など、色々と手段がありますので

いずれ紹介していこうと思います。


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