地獄・・・日本株大暴落続く

 こんにちは。熊兎です。


ラーメン自販機なるものがあるのですね。

結構値段が高くてびっくりしました。本格ラーメンなのでしょうか。。。



日本株がここ1週間で大暴落し、本日は27500円を割りました。

私の持ち株も同じく大暴落。

国内株中心の銘柄構成なのですが、インフレとオミクロンにやられています。


■オミクロン株の感染者急増

東京では7377人の感染者となり、過去最高を更新しました。

まぁ海外の状況を見ていれば日本が同じ状態になるのは当然であり、

今後も感染者数は増え続けるでしょう。

東京は1日2万人程度にはなるんじゃないですかね。

ただし、オミクロン株は短期でピークアウトする見通しが世界的に出ています。

数値的根拠も出ているようなので、そこまで心配していません。

ニュースなどで解説されている通りであれば、2月中にはピークアウトし

ある程度収まってくるでしょう。


■金融市場におけるインフレ加速・金利上昇が難敵

アメリカ国債の長期金利が上昇傾向です。

とはいえ、日本は先日、日銀がマイナス金利政策を継続決定しました。

この金利差は悪い円安をどんどん進行させる可能性があります。

そういう意味では、トヨタやキャノンのような円安メリット銘柄が注目されます。

ほとんどの日本企業はすでに円安がメリットにならなくなっているので、

正直この円安は不安感満載です。

恐らく消費者物価も世界につられて上がっていくことになるでしょう。

半導体不足やサプライチェーンの混乱も含め、世界的に物価は上昇傾向です。

下手すれば世界同時インフレなんて状態にもなっていくかもしれませんね。


■日本の国内事情

日本国内においても他人事ではいられません。原油価格高騰もあり、消費者物価は

日銀が目標とする2%に届いてしまう可能性があります。

コロナの影響を受けている為、短期的に収束する可能性も低く、

しかしこの物価上昇は給料などの収入増を伴っていません。

よって、収入は下がり、物価が上がる現状が続くでしょう。

待っているのは1臆総貧困社会です。

今後はコロナ禍で大盤振る舞いした反動で税率も急速に上がっていくでしょう。

結果、手取収入は激減します。

収入が減るので買い控えが発生しますが、物価が上がっているため、支出額は減りません。

給与所得の少ない層では、時給上昇の恩恵を受けて±0にできるでしょうが、

これまで中流とされていた一般サラリーマンは消費に回せる収入が減り、

生活が苦しくなっていくでしょう。

貯蓄から投資へ。このキーワードに踊らされて株を買った人達は今後行われる

金融所得課税の強化により株の含み損を増幅させることでしょう。

物価上昇率が目標を達成することで、日銀は金融緩和を縮小・停止することが予想され、

結果的には消費余力を失った国民が残るのでしょう。


■どんどん悲観的になっていく日本

すごくマイナスなことを書いていますが、意外とあり得るシチュエーションです。

最近進んでいるJOB型雇用などに見られるように、日本企業は『定期昇給』を無くそうと

しています。

優秀な人材は若くして高給を得られる。

一見良さそうですが、JOB型雇用は雇用流動性が高くないと意味がありません。

日本のように転職が一般的でない国では、社員は制度のマイナス面だけを享受し、

企業は制度のプラス面だけを享受するといった状態になります。

前述したとおり、日本では給料が上がるといったケースがほぼなくなりつつあります。

給料を上げるには転職する必要がある。

そんな世の中になりつつあるということです。

とはいえ、日本企業は中途採用を積極的に行うことは少ないですから、

給料は一生上がらない、転職もできない人が大量発生すると予想します。

自分が優秀ならなんの問題もありません。以前よりも早く給料が上がって万々歳です。

あなたのスキルが10年後、通用しなくなったら周りの人達の仲間入りですが。

嫌なら一生、平日の朝と業後、休日は新しいスキルを吸収する為に勉強しましょう。

辛い世の中になったものです。。。


■日本株投資方針

今回のような暴落を受けて含み損が膨れ上がると、上記のようなマイナス思考が支配的に

なってきます。こうなると、日本株は上がりにくくなります。

現状では明確な材料が出ているというわけでは無いので、恐らく反発してくると思いますが、

そろそろ株式の保有割合を減らしてもいい気がしています。

例外は今後も長期的な成長が見込める半導体関連やグリーンエネルギー関連ですかね。

熊兎はポートフォリオを順次縮小し、現在より20%程度減らす予定です。

恐らく減らしきるのに半年程度かかると思いますが、

さて半年後にはどうなっていることやら。

2022年半ばには半導体不足が徐々に解消してくるという見込みが出ているのと、

その頃にはオミクロン株が世界的に収束しているでしょうから、

新たな変異株が登場していなければ、結構な高値まで戻していると予想しています。

しかし、その後は前述した金融所得課税や日銀のテーパリング、物価高による悪いインフレ

結果、消費意欲減退などで一気に景気は悪くなっていくのではないでしょうか。

物流混乱解消により一時的に好景気になると思いますけどね。

半年後、こうご期待です。


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