観光地に戻る観光客 外人比率急上昇 その裏で回復しないのは・・・?

 こんにちは。熊兎です。


観光地の混雑が日毎にひどくなっています。

最近の土日は近所のカフェが満席になるほど人が増えています。

観光地近くに住んでいると実感しますが、コロナ禍と比較するとすごい差があります。


特に最近は外国人観光客、特に欧米からの観光客が多い印象です。

以前は中国人ばかりでホントうるさかったのですが、欧米系の観光客は比較的落ち着いている

人が多く、地元民に迷惑が掛からない楽しみ方をしている方が多いです。


そんな混雑を横目で見つつ、あまり人の入りが増えていない業種があります。

ファミレスです。

一時期よりも客数は増えているのですが、短時間のピーク時間帯を過ぎると

閑散としている店が多いように感じます。

あくまで体感ではありますが、どうもファミリー層が少ない。

特に子供連れを全然見かけないなぁという印象です。


すかいらーくが先日、大幅な業績下方修正と大規模な閉店戦略を発表しました。

このニュースを見たときも、「やはりな」と思いましたね。

専門店は夫婦二人連れや一人客が多く、結構繁盛しているのですが、

明確な目的なくふらっと立ち寄る系の飲食店は厳しそうです。


すかいらーくやココスなど、ファミレス系列は業績不安が続きます。

今後またコロナが盛り返してきた場合にも大きな影響を受けるでしょう。

今の政府の態度から考えて、もう休業要請や補助金は発生しないと思われますので、

純粋に自粛で客数が減るだけの状況が増えそうです。


また、主力のガストが値ごろ感のあるメニュー構成が崩壊し、

実質的に一人1000円以上出さないと食べられないラインナップになっています。

元々安さを売りにしていた部分があるので、これは客離れが進むだろうなと

予想しています。


正直、すかいらーくは一番不安な銘柄の一つですね。

今季営業黒字化を見込んでいますが、第3四半期決算は大赤字です。

純利益は赤字転落が見込まれており、来年の業績が完全に回復するのか

若干疑問が残ります。

自己資本が高めなので、潰れるといったリスクは発生しないと思いますが、

高い金額設定がされている株主優待は改悪の危険性がありそうです。

特に今季の12月末決算がさらなる下方修正で赤字転落し、来期も物価上昇や

客数減少の影響で赤字見通しとなった場合、改悪される可能性が高い気がしています。

過去の改悪実績を考えると、現実味は高そうです。

恐らく廃止は無いと思いますが、優待額が30%程度下がることは想定しておいても

いいのではないでしょうか。


同じようにコロワイドも不安銘柄の一つです。

こちらは居酒屋を主力展開していますので、尚更業績は回復しずらいのではないかと

思っています。

コロナ禍によって日本人の生活習慣は大きく変わってしまいました。

大企業では未だに対面での飲み会を禁止しているところが多く、

忘年会需要も以前の水準には戻らないでしょう。


逆に大阪王将や餃子の王将、アークランドサービスなど専門性の高い店舗を展開している

銘柄群は、比較的影響が少なく、今後の出店戦略次第では業績は上向きのまま進むでしょう。

熊兎としては飲食関連銘柄は優待利回りが低くてもこういった銘柄に入れ変える方が

インカムゲインを考慮してもよいと考えています。


皆様はどう思いますか?



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