デイトレードが儲かる市況 けど あおぞら銀決算受けてアメリカ不動産市況が不安
デイトレが活況に見えます。
日本株は全体的に好調、上方修正やサプライズな優待新設・増配・自社株買いが増えており
上昇志向です。
特に半導体の強さがエグい。
半導体に絡む銘柄は決算がどうあろうが上がっていく感触です。
必然、半導体銘柄がちょっと下がったら買い、上がるのを待って即売却で
それなりの利益が得られる相場。他銘柄も同様ですが、半導体株のボラティリティが
大きいので儲けやすいです。
あとは鉄道株とメガバンクなど大手金融株がいい感じ。
金融株は日銀の緩和縮小期待が支えとなり、恐らく決定がなされるまでは強い相場が
続くでしょう。逆に一度上げた後は続く金利引き上げ期待が出てこない限り、
下げ相場に入ると予想しています。
鉄道は元々上がり切っていない状況ですので、とりあえず買っておけば
業績の回復傾向が見えるたびに上がっていきそう。
ちょっと怖いのが、地銀と保険ですね。
地銀は元々結構上げているうえ、デフレ期に積み上げた外債が金利上昇で損失懸念。
金利上昇は国内景気的にしばらく好調な業績を出しそうな気もしますが、
あおぞら銀行のように致命的なダメージを受ける可能性も残っています。
あおぞら銀の損失は結構衝撃的でした
アメリカの商業用不動産、特にオフィスが半値近い損失多いと。
サブプライムローンのREIT版が気になるところ。
結構利回りを求めて不動産投資している銀行多そうな気がします。
特に邦銀より米銀が不安ですね。また地銀ショックが起きないか気になるところです
ちなみにこのあおぞら銀行。高利回りや直近の銀行株ブームもあって
個人投資家には超絶人気だったと思います。
新NISAで買って直撃食らった人も結構いるのではないでしょうか。
個人的にあおぞら銀が買いかと言われると、悩むところです。
アメリカの不動産市況、特にオフィス市況は多少改善しているとは言っても
日本ほど回復しているわけでもなく、今後の見通しも難しいのではと思っています。
これはアメリカ人の気質的に、経営者がオフィス出ろ!と言っても
言うこと聞かなそうな気がするため。
日本人は偉い人の言うことは素直に聞きますけどね。
集団気質の日本人と個人主義のアメリカ人の違いが色濃く出ています。
そしてこの商業用不動産による損失が波及して保険なんかの債権にもダメージを
与えそうです。東京海上HDなど海外で手広くやっているところは多少なり
影響を受けるのではないでしょうか。
とはいえ、これが理由で下げるなら私は買いますけど。
保険株は直近、ちょっと上げすぎだと思っています。
メガ損保はどの株も配当利回りが4%を割り込み、高配当株とも言えなくなってきました。
災害増、運用債権不安、中国景気不安などもろもろ考えると
そこまで買いあがるほどかと若干疑問です。
今は円安によるディスカウントで買われている気がするので、
日銀の政策修正で円高が進んだ場合、変に逆回転しないか心配。
しばらくは長期保有用銘柄の買い増しは控える方針で、短期売買に徹しようかと
思います。
去年は過去最高利益を計上できましたが、今年は1.5倍は目指したいと思います。
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