日経平均大暴落!999円の下落って狙ってる??
4/5(金)、日経平均が大暴落しました
最大下落が999円の下落。狙っているんでしょうか。
下落要因はアメリカ市場。経済が好調でFRBの利下げタイミングが後ずれするとの
見通しが出てきたことによります
■経済好調なのに株が下落?金融緩和に頼りすぎな米国株式市場
経済指標が好調なのであれば、普通は株価が上がるものですが、
今の相場は金融相場なので金融緩和が進まなければ上がらないということなのでしょう
労働市場も好調、企業業績も好調な状況で株を売る意味がわかりませんが
金融引き締めが続くと急速に景気悪化して企業業績も悪化、というシナリオを
警戒しているのでしょう
■日本経済は不調の芽が見え始めたのに株高
日本市場は大暴落したものの未だ40000円近くの株価をキープしており
株価は好調と言っていいでしょう
一部ではバブルだ!天井だ!という声も聞こえてきますが、
熊兎はあまりそう思っていません
理由は為替。為替水準から考えた株価としては妥当なのではないかと思っています。
つまり、円高に振れるようなら株は売りとなりますが、
アメリア経済が好調なので円高になる要素が見当たらず、しばらくは好調持続かなと
思っています。特に半導体関連は生成AIの強烈な期待感から上値を追うのでは
ないかとみています。あくまで個人の感想ですが
■半導体は黄金期
日経平均下落を主導したのは半導体関連銘柄でした
今回の下落は押し目買いチャンスだと思っています
理由は半導体需要の動向です
世界各国で半導体工場の新設が行われています
これは、今後数年に渡って半導体の需要が増え続けるという見通しからです
自動運転や生成AIなど高度な処理を行うソフトウェアが増えてきたこともあり
ハード面での半導体の需要は継続的に増えていくと思われます
そもそもソフトウェアが高度化するということは処理量が増えるということですので
半導体の必要数が増えていくのはある意味当然です
今後数年は半導体黄金期と言っていいような継続需要が発生するのではないでしょうか
■警戒すべきはシリコンサイクル
半導体はシリコンサイクルという好況・不況の波の中で動いてきました
今回は生成AIの効果でサイクルから外れるのでは!?という意見もあるようですが
さすがにそんなことはないと思います。
で、現在はサイクルの底から上に向かい始めたところですので
半導体が好況になるのはこれからです
現在は主に半導体製造装置関連株が好調ですが、今後は半導体商社が狙い目では
ないかと思っています。
実際、トーメンデバイスというサムスン系列の商品専門の半導体商社は
情報修正を繰り返す状況となっており、市況の反転が確認されています
■半導体関連株は引き時を誤らないこと
半導体関連株はボラティリティが高い銘柄群です
シリコンサイクルに影響して爆益と損失を繰り返す業態なので撤退は速やかに
行う必要があります。
超長期で世界的な需要拡大の恩恵を手に入れるという考えがないのであれば
半導体の需要が減退するタイミングを見誤らないことが重要です
NVIDIAの決算はそういう意味ですごく参考になりますので
警戒してみておくのがよいかと思います。
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