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決算発表後の下落で高まる総合利回り! 狙いたい銘柄は!?

 最近、決算発表を受けた株価下落により、総合利回りが高くなっている銘柄が増えています 増配していても、今期見通しがちょっとでも減益なら下がる相場になっており、 絶好の仕込み場だと考えています。 国内はGDPが個人消費の減退を主因にマイナス成長になるなど 不安要素も多いですが、企業は商品値上げにより潤っています その金を労働者に回さず留保するから日本の景気が上がらないんだと いい加減経営者には理解してもらいたいものです しかし、1社だけ還元して業績が悪いとなると経営者の評価は下がるわけで 難しい問題ではあります どちらかというと、労働者側が変わらなければいけないんだと思います 社員に適切な分配を行わない会社はさっさと辞めて、自分を評価し見合った報酬を 出してくれる会社に皆が動くようになれば、会社は利益分配を労働者に 回さざるを得なくなります 日本国内では未だに転職回数が一定以上多いと評価が下がるなど悪しき風習がありますが 転職回数が多い人も引き留めておけるくらい自社に魅力があると 自身を持って言える企業に増えてほしいものです 株の話に戻ると 思った以上に下がっている銘柄には rizap(2928) 日清製粉グループ本社(2002) ニップン(2001) などがあります。 いずれも決算は良さそうに見えたのに決算発表後は下落が続いています rizapは最近ちょこざっぷで人気のジム銘柄です 私も入っていますが、月額が他の24hジム(例えばエニタイムフィットネス)の 半額程度と格安な為、あまり本格的にジムを使うわけではないけれど 運動は定期的にしたいというライトユーザーに人気で会員数はすでに 日本一となっています。 マシンが少ない、フリーウェイトが無いなど不満もありますが、 (個人的にはエステとか脱毛とか無くしてマシン増やしてほしい) コスパの良さが魅力です。体感ですが、会員数はまだ増えている気がします 最近結構混むんですよね 株主優待も魅力的な内容で、前期確定分にはなりますが、チョコザップが 半年無料になるなどユーザーには垂涎な内容となっています またがっつり下がるようなら買おうと思っている銘柄です 日清製粉に代表される食品関連株も全体的に下落傾向です 流石に日本人の購買力が下がってきて売り上げが踊り場になりそうということが 原因な気がします せっかくなのでコロナ水準まで下

株式投資の目的と株主優待を活用した節約生活

 株式投資をする人の目的はそれぞれですが、 大抵の人が結局曖昧になってしまい、欲望に駆られて大きな損をしています。 最近の日本株は右肩上がりなので多少失敗してもすぐ取り戻せますが、 リーマンショックのようなことが起きて市況が低迷すると ずっと損失を抱え続けることになってしまい、新しい投資ができなくなります まさに前回のバブルで投資していた人がそんな感じだったと思います では、どういう目的で投資するといいのでしょう YouTubeなどでは「株主優待を目的に投資する人はカモだ」といった投稿もありますが 私はそうは思いません 株主優待がほしい!というのも立派な投資理由です 問題なのは、株主優待もほしい!値上がり益もほしい!配当もほしい!損したくない! こんな全部取りみたいな目的になってしまっている人が多いことだと思います ではどうしていけばいいのでしょう? ■投資目的別の予算を設定する 要は、目的別に予算を組んで、その範囲内で投資すればいいのです 長年株式投資をしていますが、株主優待目当てで買った株は優待が廃止されない限り 株価が下がってもあまり気になりません 元々売るつもりが無いので下がろうが上がろうが関係ないからです 代表例として熊兎はカゴメ(2811)を持っています もう10年以上持ち続けており、昨今の株高の影響ですごい利益になっていますが さっぱり売る気がありません 毎年野菜ジュースやケチャップがもらえており、生活の役に立っているからです 他にも宝ホールディングス(2531)などもみりんや料理酒など 生活必需品が株主優待でもらえるので売る気が無い銘柄です こういった株は買った後はずっとほったらかしにするので株価の変動を気にしません そして生活必需品を株主優待で出している企業は基盤がしっかりしていて 業績も安定しているので株価が下がりづらく、数年後に見るとプラスであることが多いです 年4回の決算資料くらいは読みますが、それ以外は放置でいい。忙しい会社員には 株主優待目当ての投資は理にかなっている気がしています とはいえ、無制限に買っていても資産バランスが崩れて売りたくないところで 売らなければいけない事態に陥る可能性もあります。 ですので上限をしっかり決めて投資していくのです。 ここで注意が必要なのは、こういった投資をする場合、投資タイミングにさほどの意味は ありま

高配当株狙い 安くなっている住宅機器大手

 新NISAでは意外にも日本株がかなり買われているようです。 証券各社の想定では、どちらかというと海外投信が買われる予想となっていたので この結果には驚きました 最近の若年層はもしかすると日本企業を有望視しているのかもしれません あとは日本株の方が今は儲けやすい時期というのもあるかもしれませんね 配当や優待もあるので利益を実感できる点も大きいです 株主通信が送られてくると株主になったんだという実感がわきますよね 今回は超下落している住宅機器販売の大手、LIXIL(5938)の解説です 2024年2月に2000円をつけた株価は、現在1700円前後と大きく下落しています 下落率は15%程度 大手にしては結構な下落率です 要因は端的に業績がよろしくないこと 住宅関連ではよくあるのですが、欧州が日本型なのか住宅不況になりやすいです 日本の戸建てでも起こっていますが、インフレにより金利が上がっており 住宅の売買が減っているのです LIXILは皆さんご存じの通り、住宅の水回りなどを得意としていますので 新規住宅が建設されないと需要が落ち込んで業績が悪化します 株を初めて20年くらいたちますが、その間LIXILはずっと高配当株として 紹介され続けています。つまり、相対的に株価が上がりにくい銘柄ということです そして、業績が悪くても配当を減らさない方針であることもうかがえます だいぶ前の話になりますが、LIXILはやはり欧州で買収した企業の問題で 大きな損失を出しています。 結局、欧州がポイントになって業績が上下している構図で、 この株を買う際はヨーロッパがどういった景気状況なのかを気にする必要があります また、住宅機器関連は総じて中国の景気動向の影響を強く受けます。 それだけ中国の住宅需要は大きかったということです 中国での事業規模が小さくても、中国国内の景気が悪化して売れなくなると 中国企業は海外に安値で輸出し出します これが日本企業の業績悪化に繋がるわけです 一番大きな影響を受けるのが鉄鋼関連ですね。過去には中国企業の安値攻勢で 日鉄、JFEなど鉄鋼株に未来は無い位の評価が出ていました このあたりは電機銘柄が中国・韓国企業にボロ負けして市場シェアを失ったトラウマも 影響しているものと思われます LIXILは高配当株で配当も安定していますが、稼いでいる利益より配当額の方が 大き

ブログをもっと有意義に

 このブログが皆さんの役に立てている実感がありません。 熊兎の感想だけ書いても読む人にとってはつまらない。 ブログのテーマを考えていかなければいけないと考えるようになりました。 あまり紹介していないのですが、キャンプのブログも作っており、キャンプ場の紹介など こちらを本格的に作っていく方が有意義な気もします。 株取引自体は好きなのですが、最近は株価が高値過ぎてなかなか手を出しにくい状況です。 継続的に株式残高を積み上げる投資方針でなければ、現状の円安頼りの相場は ちょっと危険な気がします。 とはいえ、短期での売買は続けており、それなりに利益も出せているのですが。。。 10年前は株主優待銘柄を買いあさっていれば多少下がったところで損失額は限られ 上昇もそれなり、という相場が続いたので特に慌てず売買できたのですが 最近は買わないと上がってしまうという焦燥感すら感じます。 業績がある程度ついてきているとはいえ、円安効果もそれなりの割合であることから アメリカの景気が踊り場を迎えて金利下げ→円高に振れてくると 日本株は再度数ヶ月単位の調整に入る気がしています。 市場予想はさておき、ブログの本質は情報提供 読んでいただける方に情報価値を提供しなければ意味がありません 求められている情報は何なのか 熊兎の場合だと、株主優待で生活を豊かにする方面で考えようかなと思っています 株は長期で運用するほど複利の効果もあり利益を出しやすくなります ちょうど新NISAなんてものが開始されて、たくさんの人が新たに株式市場に参入しました この構図、ちょうどバブル期と同じ気もするんですけどね できればそういう人が株式市場から退場しないよう、売買以外の楽しみ方を 情報として提供していければなと思います 特に株主優待として提供される食品をどう活用しているかを綴ったブログは あまり見ない気がするので、そこを重点的に紹介しようかなと 高頻度での更新はできませんが、お付き合い頂ければ幸いです

年収500万円の生活実態?

 最近よく平均年収じゃ生活が苦しいというコラムを見かけます その内容が結構疑問なのですが、皆さんはどう思いますか 主な貧乏アピールは ①スタバのフラペチーノは高いから我慢 ②外食はサイゼリヤしか行けない ③ランチは500円以内 ④携帯は格安携帯 こんな感じ これがお金がなくてつらい日々なのだそうです うーん 私にとっては普通のことなんですが、これそんなにつらいことなんですかね ちなみに熊うさぎの場合 ①スタバは月1回、株雑誌が発売された日に雑誌を無料で読める芦屋併設のスタバに行く ②外食は基本的に株主優待で食べられるところ。持ち出しはほぼ100円以下 ③ランチは基本的に自炊(お弁当)単価30円~40円くらい ④携帯は大手のデータ無制限契約。仕事で使うのでやむなし。 こんな感じ 多分、総額ベースでは熊うさぎの方が支出少ないと思われます というか、弁当作っているのがでかいですかね。これでかなり食費が変わります ちなみに、普段の飲み物は自販機では買わず、ディスカウントストアで買ったお茶 別に不便は感じない こういうコラム書く人って結構高い賃貸に住んでいたりするのでしょうか 子供の有無とか色々な条件があるにせよ、贅沢できないことを貧乏というのは 何か違うと思います そして贅沢というのは人によって差が大きいので スタバに月1回行けているだけで贅沢できているという人もいれば 毎日スタバに行っていても贅沢できていないという人もいる 他人の評価なんてあてにはなりません 多分、貯蓄を増やすことを優先して生活が苦しくなっているんだと思いますし 貯蓄率を見直して日々の生活の充実感を増やせばもっと仕事にもやる気が出て 収入を増やすことにつながるのではないでしょうか 私は節約も大切だとは思いますが、収入を増やす方を優先するのを推奨します 資格取得して会社にアピールするなど、やれることからやってみるのが一番 節約を優先して小さく生きるより、収入を増やすためにお金を使う、 そんな考え方をしてみてもいいのではないでしょうか

日経平均大暴落!999円の下落って狙ってる??

 4/5(金)、日経平均が大暴落しました 最大下落が999円の下落。狙っているんでしょうか。 下落要因はアメリカ市場。経済が好調でFRBの利下げタイミングが後ずれするとの 見通しが出てきたことによります ■経済好調なのに株が下落?金融緩和に頼りすぎな米国株式市場 経済指標が好調なのであれば、普通は株価が上がるものですが、 今の相場は金融相場なので金融緩和が進まなければ上がらないということなのでしょう 労働市場も好調、企業業績も好調な状況で株を売る意味がわかりませんが 金融引き締めが続くと急速に景気悪化して企業業績も悪化、というシナリオを 警戒しているのでしょう ■日本経済は不調の芽が見え始めたのに株高 日本市場は大暴落したものの未だ40000円近くの株価をキープしており 株価は好調と言っていいでしょう 一部ではバブルだ!天井だ!という声も聞こえてきますが、 熊兎はあまりそう思っていません 理由は為替。為替水準から考えた株価としては妥当なのではないかと思っています。 つまり、円高に振れるようなら株は売りとなりますが、 アメリア経済が好調なので円高になる要素が見当たらず、しばらくは好調持続かなと 思っています。特に半導体関連は生成AIの強烈な期待感から上値を追うのでは ないかとみています。あくまで個人の感想ですが ■半導体は黄金期 日経平均下落を主導したのは半導体関連銘柄でした 今回の下落は押し目買いチャンスだと思っています 理由は半導体需要の動向です 世界各国で半導体工場の新設が行われています これは、今後数年に渡って半導体の需要が増え続けるという見通しからです 自動運転や生成AIなど高度な処理を行うソフトウェアが増えてきたこともあり ハード面での半導体の需要は継続的に増えていくと思われます そもそもソフトウェアが高度化するということは処理量が増えるということですので 半導体の必要数が増えていくのはある意味当然です 今後数年は半導体黄金期と言っていいような継続需要が発生するのではないでしょうか ■警戒すべきはシリコンサイクル 半導体はシリコンサイクルという好況・不況の波の中で動いてきました 今回は生成AIの効果でサイクルから外れるのでは!?という意見もあるようですが さすがにそんなことはないと思います。 で、現在はサイクルの底から上に向かい始めたところですので 半導体

レーザーテックが乱高下

 レーザーテックが1000円上がったと思ったら同じ額下げる動き 半導体株の動向は読み切れませんね 現状はエヌビディアの株価動向が調整色を強めていることから あまり強い動きにはならなそうです とはいえ、半導体の需要動向に影響があるわけではなく、業績の先高観は健在です 正直、日銀の決定会合がどうなろうと、最終的には業績動向に引っ張られて 上がっていくと見ています ただ、海外の中央銀行の動向次第で円高が急速に進行した場合は 業績インパクトが高いので円安見込みの業績期待が剥落して下落すると見ています 正直、日本の景気が好調に推移していくと見ているのは経営者や投資家だけで 一般庶民から見ると多少給料が上がったところで物価高に負けているので 結局あまり効果はないのかなと思っており、景気は徐々に悪化していくと思っています 今はまだコロナ禍での蓄えの消費や、長いこと遊べなかったフラストレーションから 外食や旅行にお金を使っていると思われますが、あと1年程度で落ち着いてしまうでしょう 今後の戦略は少し考えてあります 今後、恐らく円高が徐々に進行していくと思います これは海外各国の利下げに影響されるためです ぶっちゃけ日銀が多少何かしたところで円高の動きは変わらないでしょう 円が買われる!のではなく外貨が売られる、というのが悲しいところではありますが で、円高となることによるメリットを受ける銘柄はニトリなどが有望ですが、 株価が高すぎてなかなか手を出しずらいのが問題です というわけで今の推しはJAL、ANAの航空会社です なぜか最近株価が調整していますし、今後も旅行需要は健在でしょう 円安→インバウンド需要による業績貢献 円高→ずっと海外旅行に行けなかった日本人の需要爆発 どちらに転んでもメリットがあると思っています というわけで一度売りぬいた航空会社株ですが、現在要チェック中です 来週は期待の日銀会合。結果どうなるか楽しみです!